第18回LSTR療法学会 学術大会 2019年
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メインテーマ:「破折歯を救う:口内法」

〔口頭発表〕

『自覚症状のない二次カリエスの全身への影響とそれに対する診断方法とその処置について 』 

岸保 文雄

目的:    
歯科領域の全身への影響については色々言われているところですが、私は3Mix-MP法& 各種筋力テストを組み合わせて臨床に応用し全身の色々の症状の寛解を実感していま す。診断法、症例を提示し皆様のご助言を頂きたいと思います。

方法:
*3Mix-MP診断法 (3Mix-MPを体表に置くか保持してもらう。)
*アルミ箔診断法  
 (診断する部位をアルミ箔で覆う。滑沢な面を外側にする。)    
*左右側頭部、薬剤(SAGEE又はネオセルプラス)添付診断法
  脳に対してプラスに働くと思われる薬剤

 ●評価テスト    
 *SLR(Straight leg raisinng test)足挙げテスト    
 * Fadirf(ファダーフ) 股関節の内転、内旋
   (股関節のFlexion-adduction-internal rotation-flexionの略)    
 *Fabere(ファベレ)股関節のPatrick testと同義     
  (股関節のFlexion-abduction-external rotation-extensionの略)
  股関節の外転、外旋、伸展    
 *大腿部クランクテスト(抵抗テスト)    
 *手掌抵抗テスト(肩関節)  

●簡易評価テスト    
*後屈&首の回旋運動  

考察:
私はこの方法を行うことにより、自覚症状のある2次カリエスのみならず自覚症状のない 2次カリエスが全身にいかに悪影響を与えているかを実感しております。3Mix-MPを使用 せず、病巣無菌化のされていない10年?50年前の2次カリエス内で、嫌気性菌が繁 殖し、全身に悪影響を与えているのではと考えます。
(特に各種実験結果により脳への影響が大きいと考えます。)  
この結果から、LSTR療法での治療を行い、病巣を無菌化することにより、長期にわたっ て、歯牙だけでなく、全身の健康を維持できると考えます。

 
 
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