第19回LSTR療法学会 学術大会 2020年
HOME

メインテーマ: 『未来への提言』

〔口頭発表〕

『短期間で治った外歯瘻の1例(第一報) 』 

○齊間 治夫
宅重 豊彦

患 者 47歳男性 
初 診 2020年4月8日
主 訴 顔面の皮膚に穴が開いている。1年以上続いている排膿を止めて欲しい。
既往歴 現在の内服薬なし
現病歴 10年前東京のA歯科医院で、#36を3Mix-MP法と思う治療を受け、
       #37は残根のまま放置した。
       #36が2年前に冷たいものでしみるようになり、
      次第にあたたかいもので痛い、咬むと痛い→歯ぐきが腫れる症状が出てきた。
      放置していたら、1年前から左頬の皮膚がくぼむ、排膿出血があらわれ、
      中心が隆起し、かさぶたがとれると排膿出血を繰り返すようになった。
       3月23日 10年ぶりにA歯科受診
       3月27日 紹介された都立病院口腔外科受診
      外歯瘻の原因歯は#37,#36の診断の元、#37,#36は抜歯、
      外歯瘻は当面経過観察とし、瘻孔が閉鎖しない場合、
       時期をみて手術との治療方針を示された。
      本人は、少なくとも#36の保存を強く希望して、
       宅重先生に相談したところ当医院を紹介され、4月8日来院した。
 

 
 
Copyright©The Association for LSTR Therapy 2009-2021 . All Rights Reserved.