第19回LSTR療法学会 学術大会 2020年
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メインテーマ: 『未来への提言』

〔教育講演〕

  『 反射咬合誘導法の実演 』

宅重 豊彦(3Mix-MP法指導医)

“歯を削らない3Mix-MP法”は、無菌化を実現することで、抜髄をなくし、難治性 Perを克服し、さらに歯質の再石灰化を実現し、歯髄様組織の再生を誘導できるように発展してきました。従来の常識では、一見死んでいると見える組織であっても 少なからず生きている組織が残っているので、病巣組織といえども、機械的刺激を 与えず、且つ無菌化すれば、生きている細胞は増殖して組織が再生するようだ。
 このような3Mix-MP法ですが、これまで実習セミナー基礎UやSkype症例検討会において治療法の完結には咬合が欠かせないことを話してきました。つまり、歯を削る 咬合調整をもって、3Mix-MP法は完結した治療法になります。
 今回は、実際に患者の咬合調整を行い、VTRに録画し、それを皆様方に供覧したいと思っています。

〔治療の流れ〕
1.治療室のチェック ー ・床の検査
                ・患者の準備
                ・患者の立ち方
                ・力のぬき方

2.患者の検査   ー ・検査表に沿って
               ・現病歴
               ・ICPの咬合状態を記録
3.高速タッピングの練習 ー ・高速タッピングのやり方
4.反射の確認
5.咬合状態の記録   ー ・咬合紙ホルダーの使い方  
6.咬合スポットの解読準備 ー ・シャーカステン
                  ー ・咬合紙上のスポットを模型上にうつす。
7.不良な咬合接触点(スポット)とは?
8.削合のやり方

 
 
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