発表内容:
(症例1) 29歳 男性
主 訴:右下奥歯で冷たいものがしみる。
現病歴:3年前右下第二大臼歯遠心にC2程度のウ蝕あったので、Save Pulp療法、
3日後メタルインレー形成、印象採得。更に3日後メタルインレー(OD)
装着 その後問題なく経過していた。
現 症:右下第二大臼歯の冷水痛(+)、X線写真でメタルインレー(OD)遠心
歯頚部に不適合をみる。
処 置:H15/7/5メタルインレーを除去し、再度Save Pulp療法おこなった。
(症例2) 64歳 男性
主 訴:歯肉が腫れた。
現病歴:3年前、左下第一大臼歯の冷熱痛を主訴に来院し、遠心隣接面のウ蝕治療
をおこなった。軟化象牙質の除去中に露髄したためSave Pulp療法の後、
4/5冠を装着 その後問題なく経過していた。
現 症:左下第一大臼歯頬側歯肉に腫脹・膿瘍あり。電気診(反応なし)
処 置:失活歯と判断し感染根管治療をおこなった。
(症例3) 35歳 女性
主 訴:右下奥歯が痛い。
現病歴:4.5年前、歯髄に達するウ蝕(+) 冷水痛(+) 熱痛(+)
打診痛(+)で、意図的に軟化象牙質を残してSave Pulp療法を施術、
4/5冠を装着 その後問題なく経過していた。
現 症:右下第二大臼歯に自発痛(+)、X線写真で近心隣接面にX線透過像(+)処 置:4/5冠を除去し、再治療を行う。
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