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発表内容：
乳歯では、１つの歯髄ではあるが、失活している根管歯髄と生活している根管歯髄が混在しているケースによく遭遇します。
その場合の処置方法ですが、私は原則無麻酔で髄腔を開け、水洗→次亜塩素酸ナトリウム２分間処理したのち、十分歯髄の状況を観察します。その上で、止血している、臨床症状がない歯髄は、そのまま3MixーMP（冠部歯髄が残っている場合は軟かい方、根管口部で切断できている場合は標準）を貼薬し、その上からフジⅨを圧をかけないように充填封鎖します。
止血しない場合や臨床症状がある歯髄では、ペリオドンを貼薬、次回永久歯の治療で根管口部に貼薬着座を形成する要領で、着座形成、ここに3MixーMP（標準）を置いてフジⅨ充填を行っています。
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