日本語  ・English
    LSTR療法学会の概要
   学術大会  
   入会案内
   専門医制度

LSTR療法学会事務局

 

 
Home >学術大会・総会 > 第4回LSTR療法学会 2005年度学術大会 >  NIETにおける予後経過 
   第4回LSTR療法学会 2005年度学術大会 2005年9月18日

ポスター発表
NIETにおける予後経過 
戸高勝之(戸高歯科医院)

 NIET(Non-Instrumentation Endodontic Treatment)は、従来法での根管形成、根管充填を行わない術式であり、根管の機械的拡大・清掃を行なわず、病巣の無菌化を計る療法です。
成書「3MixーMP法とLSTR療法」には、「根管が閉鎖されていたり、湾曲した根管など、根管の拡大や形成が困難な場合」などが適応例であると述べられています。
 本療法は、従来法と考え方(基本概念)が大きく異なるため、私自身これまでは上記のごとく従来法では対処できない症例に対してのみやむなく用いることはあっても、積極的に本療法で根尖病変を治そうとすることには一抹の不安がありました。
 しかし、昨年のLSTR研究会ほかでの講演をきっかけに、「LSTR3Mix-MP法の基本はNIETである」ことにようやく気付き、それ以来、感染根管治療ではまずNIETによる病巣(根管を含む)の無菌化を最優先の処置として行なうようになっています。
 今回はNIETで治療を行なった6ヶ月以上経過症例につき、口腔内写真とレントゲン所見を交え予後経過の報告を行います。

 

BACK HOME NEXT

 

Copyright© LSTR 2009 . All Rights Reserved.