患者:35才女性
主訴:左下6番、何となく重苦しい。
既往歴:約5-6年前にFCKを装着、その後特記すべき症状はなく経過する。
現症:1週間前より、鈍痛を感じるようになる。打診痛(+)、咬合痛(+) X線所見より、髄床底の下3根側面に囲まれた直径約8mmの透過像が認められる。
診断:慢性根尖性歯根膜炎の急性発作
処置:@H13/2/7:FCK除去しNlETによるRCT、
A3/10:再RCT
B3/14:RCF+失PZ、
C3/27:FCKセット。
予後:H14/7/26(術後1年4ケ月):透過像の縮小を認める。
H18/7/10("5年4ケ月):透過像は殆ど消失、
根尖1/3の根管の石灰化を認める。
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