CRインレー直接法の臨床成績:07年5月から最近までの177症例について
儲からないが医の使命に没頭できる本法は不思議な魅力がある。 その臨床成績をまとめてみました。
ほとんどのCRインレーを通法に従い接着した。ときにセオリーを破り、数例は以下の ように処置した。
・カリエスが波及していなければその部分のインレーは歯面に残し、患部のみにCRインレー を接着した。
・重合時の収縮量がきわめて多いためマージンはアンダーとなりやすいものの、MOD形態 を取った。
術後に自発痛が発現し抜髄にいたったケースは、1例のみであった。 CRインレー直接法は極めて安定した予後が得られる方法である。