LSTR療法によって、これまで残せなかった歯の保存が可能となったことは歯科の治療において画期的である。しかし、LSTR療法を効果的に行うには、薬剤の配合や用い方など気を配らなくてはならないステップが多々あると思う。その中で封鎖(仮封)を確実に行うことは特に重要であろう。
また、LSTR療法によって治癒した歯を再度細菌感染させないための方法として、接着を必ず用いることが必要であろう。
私は、LSTR療法と接着(仮封と接着)について述べさせていただくが、これまでLSTR療法を使用してきた症例についてもふれさせていただく。
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