発表内容:
(症例1)
主 訴:以前治療したところの歯茎が腫れた。
現病歴:5ヶ月前右側下顎第2小臼歯根尖部腫脹を主訴として来院、LSTR感染根管治療をおこない、腫脹消失後歯冠修復を行った。この度再発して来院。
現 症:右側下顎第2小臼歯の齦頬移行部に鶏卵大の腫脹、打診痛+++
処 置: LSTR感染根管治療にYAGレーザーを併用
予 後:術後1年半、X線写真で根尖透過像の消失をみた。
(症例2)
主 訴:不快症状を伴わない歯肉の瘻孔
現病歴:半年前左上第1乳臼歯の歯肉に瘻孔を発見したので、3Mix-MP法に従い
処置したが、この度再度瘻孔を形成
現 症:左上第1乳臼歯頬側歯肉に瘻孔あり。自覚症状なし。
処 置:根管口にYAGレーザーを照射後、3Mix-MPを充填し、間接法CR-Inlayで
歯冠修復
予 後:術後2年経過したが瘻孔の再発はみられない。
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