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一般口演
極めて短期間に著名な骨添加がみられた症例

 ○豊島敦哉 辻中英章(大阪府)

 
主訴:歯が揺れて噛めない。
患者:21歳 女性
現症:下顎左側第一大臼歯の歯牙動揺(+++)、近心歯肉溝より排膿認める。
   自発痛(-)、咬合痛(+++)

既往歴:
 他医院にて下顎左側第一大臼歯を麻酔抜髄、根管治療、根管充填を行われたが、咬合痛出現。
 Dr.に伝えるが放置4/5冠装着。
 全く咬めないので同医院再来し4/5冠を除去してもらい、辻中歯科医院を受診。
 H15.6.25 来院時の現症は動揺(-)、歯肉の発赤(-)、腫脹(-)、自発痛(-)
 打診痛(+++)であった。
 当日仮封セメント除去、根充材の上よりクレオドンを貼薬。仮封
 2,3日後、歯肉の発赤、腫脹を来して来院。抗生剤、消炎剤投与するも改善せず。
 当医院に問い合わせ有り.
 
処置:
 4月21日、当医院来院、仮封材除去、3Mix-MP約束術式にて治療を行ったところ症状改善。
 来院時ポケット7〜8mmも4ヶ月後、1mm迄改善された。
 以降11ヶ月後再来院時も特に問題なくポケットも1〜2mmである。


結果:
 3Mix-MPを行ってわずか3ヶ月で急激な骨添加がX線的に確認された。
 また,臨床所見も,動揺なくポケット計測行うもプローベ挿入が難しい様だった。

 

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