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   第4回LSTR療法学会 2005年度学術大会 2005年9月18日

ポスター発表
エンドチューブ(歯内療法用鋳造隔壁)と仮封の考察
天川 丹(八ヶ岳歯科) 

目的:歯冠崩壊の大きい歯牙、残根状の歯牙用で通法ではラバーダム防湿が出来ない歯牙への隔壁法

方法:
@ 軟化象牙質の除去
A 窩洞の整理,鋭縁を除去
B 印象採得(残根の場合,根管内までの印象が必要)
C 模型調整
D 使用予定のクランプの形態を予測してWax-up
   窩洞の内側をリテンションとする。
E 鋳造
F 研磨
G セメンティング(根管内にセメントが入らないように綿球を入れておく)
H バイトのチェック

 

仮封:

エンドチューブは全周を同じ高さの壁で囲まれている為、まずキャビトン・EZ 等の仮封材を全周にわたり内側壁に加圧しながら押しつける。この段階では中央が凹んだ
穴が開いている状態でも可。次に中央部分に開いているすり鉢状の部分に仮封材を圧接し、咬合面をエンドチューブの窩縁と同じ高さの水平にして完了する。

 

考察: 歯内療法は病巣の無菌化が成功への第一条件である事は明かであり、その目的を達成する為のこの2つの方法は有用であると思われる。

 

 

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