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第5回LSTR療法学会 2006年度学術大会 2006年9月17日 |
テーブルクリニック |
筋肉反射による、3Mix−MP法使用薬剤の生体適否検定法 |
○牧和宏(青森県)中原寛子(宮城県)岸保文雄(広島県)
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目的: |
3Mix‐MP法は、薬物アレルギーの代表ともいえる抗生物質を使用します。
また、基材として用いるMPでさえ、アレルゲンと成り得ます。したがって、3Mix‐MPを用いる場合、事前に個体への適否を確認する必要があります。
アレルギー反応を判定する最も一級的な方法は皮膚へのパッチテストですが、結果が出るまで数日かかり、緊急を要する症例には不都合です。
そこで、薬剤の生体適否検定に、比較的簡単に行える筋肉反射検査法が試みられました。
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方法: |
一般に、筋肉反射検査法には様々なものが有りますが、ここでは北米の
NativeAmedcanの間で古くから伝わる単純かつ原始的な方法を用います。
被検者は肩の位置まで利き肋を水平に挙げ、もう一方の手に検定する薬剤を握ります。検者は水平に挙げられた被検者の臓の手首に触れて、そっと下方に下げようとします。この時、被検者に握られた薬が適していれば、被検者は検者が下げようとするカに抵抗できて、腕を水平に保ち続けることができますが、逆の場合は抵抗できず、腕は下がってしまいます。この一連の動作をくり返して、様々な薬剤を検定していきます。
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考察: |
個人によって、「ある特定の薬剤が合わない」ということは、よくある事だと思います。しかし、シェネリック医薬品のように、同種類の薬剤・なのに、オリジナルの薬剤には適合するが、シェネリックにはだめ、とか、その逆のケースとかが出てきます。
3Mix‐MP法で、希に出現する、当初の激しい自発痛や腫脹などの消退後に、何となく残存する違和感などは、薬剤の生体適否に起因している物と思われますc
ある薬剤が、アレルギー反応を通こすほどではないが、ある人に対して不適合である場合、筋肉反射検査法を注意深く用いて、より適した薬剤を見つけるようにすれぱ、さらにきめの綱かい3Mix‐MP法が可能となるでしょう。 |
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