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   第5回LSTR療法学会 2006年度学術大会 2006年9月17日

ポスター発表
エラー患者を選別する当院でのチャート
豊島敦哉

 

目的:

 マスコミに登場以来未だ多数の間い合わせと来院患者に追われるようになり、当初は期待に答えられるようにと全ての方の診察を行っていたのですが、今迄の患者に長時間待っていただいたり、予約が取れなかったり様々なご迷惑を掛けてしまいました。一方で遠方からわざわざ来られたとか、ものす ごく勉強してこられ必要以上の説明を求められ熱意?に負け使用しなくても治療出来る症例にも使用したりしていましたので、本来の治療体系が崩れ、これではとても収拾がつかないと思い、適応で ない方(エラー患者)を選別するチャートを作成しました。

 

方法:

 まず電話での間い合わせの時に住所をお聞きし他府県なら雑誌で紹介された医院名を教え、まずそちらに連絡してもらうようにしました。次に年齢をお聞きし乳幼児、小児には使用が難しく治療出来ない可能性が高い事を告げ了解を得るようにしました。次に近臣、若しくはかかりつけ医への受診をお願いし、その医院でどのような症状でどのように言われ、どのように治療すると言われたか治療方針をお間きし、3Mi x一MPの必要無しと判断した場合そのまま通院を勧め、使用した方がいいと判断した場合は3Mi x一MP法で治せますとアドバイスし来院の際は連絡いただくようにしました。
 又細かい説明や詳しく聞きたい方にはFAXで質問事項を送ってもらい、返事を書いて送るということで診療時間を確保するようにしました。


結果と考察

これだけで7割以上の方が解決できました。脱離、初期むし歯、着色歯、変色歯、歯肉炎、P、軽度 Hys、口内炎、Perico、顎関節症、抜歯後治癒不全、等の方々です。残った3割の方に来院頂き、再度3Mi x MP法の治療マニュアル、方針、適応のリーフレットを作成し読んで頂き同意を得られた方のみ診察に入りました。ここでも勘違いされた方が振り分けられました。その多くは塗り薬だと 、思われていたことと削るということです。又来院された多くは心身症的な方でドクターショッピング を繰り返されるコミュニケーションが非常に難しい方と口腔環境の悪いその場凌ぎを続けている方々でした。又ドクターサイドの診断治療に疑問を感じてしまう方も多くおられました。しかしそれだけ多くの方が現状の歯科治療に満足いかす、新しい治療法それも痛くなく早急に治癒させたいとい う願望がまさしく3Mi x-MP法の治療法と合致した為、これだけの反響を呼んだのではないかと感じられました。今迄の常識を覆す治療法である為、患者側は間きたいこと術者側は説明しないとい けない事が重なり混乱を招いていると思いました。

 

 

 

 

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