う蝕で脱灰された歯質は、酸性環境が続かなければ再石灰化される。中性のpH環境では、アパタイト形成反応が自動的に起こってくる。(星野悦郎:日本歯科評論bU66号「より大きな効果を引き出す3Mixの臨床応用」から)このアパタイト形成反応が根管壁象牙質でも起こり、外部からの細菌侵入を防ぐ防御壁を作る。よって、スペースがあればあるほどより緊密な閉鎖が完成される。よって、理想的な3Mix-MP
法における根管充填とは?スペース根充であると考えられる。
*ただし、この理論を実現するには、完全な無菌化が必要であり、その完全な無菌化を行える療法は、現在のところ、3Mix-MP
法のみである。
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