2006年5月30日: 初診 |
動揺度3(咬合時圧下し違和感あり。自発痛なし、打診痛なし、冷水痛なし。
頬側根尖部遠心寄りに瘻孔、同部より圧迫排膿あり。咬合調整しデンタル写真撮影 |
2006年5月31日 |
歯頚部より2−3mmのところまでタービンで壊死組織を除去し、12%EDTAを1分間作用させた後に水洗・乾燥・3Mix-MPを貼薬してキャビトンで仮封 |
2006年6月1日 |
瘻孔周囲組織の緊張度が緩和し、排膿量が減少
根尖狭窄部までリーマーで根管を拡大、再度、3Mix-MPを貼薬してキャビトンで仮封 |
2006年6月2日 |
瘻孔が閉鎖 |
2006年6月5日 |
根尖狭窄部より2mmアンダー根充し、フジナイン、直接レCRインレーにて封鎖し、デンタル写真撮影 |
2006年6月7日 |
瘻孔再発、同部より圧迫排膿あり。
遠心舌側のポケットを探りながら、少し強くポケット探針を押すと8mmまで入った。
第一小臼歯と連結固定し、浸潤麻酔後、ポケットと瘻孔から超音波スケーラー、次いでNIETバーを使って、膿瘍に接する歯肉やセメント質表面掻き取り,ポケッと瘻孔との交通を確認,3Mix-MPをNIETキャリアでポケットと瘻孔から貼薬
抗生剤と鎮痛剤を処方するが、痛み出ず鎮痛剤不使用。 |
2006年6月8日 |
排膿なし。 |
患者の都合により来院途切れる。 |
2006年10月25日 半年後再初診 |
瘻孔は消失しており、違和感なく食事できるとのこと。デンタル写真撮影 |
2007年6月18日 1年後再初診 |
疼痛・違和感などの自覚症状なし、視診にて異常なし。デンタル写真撮影。 |