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単根歯では頬側一ヶ所からのアプローチで十分に根の無菌化を図ることが可能である(N-1、 N-2)。 |
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修復物を除去し根全周に健全歯質が認められる場合には、コアを除去せずともNIETは可能。 |
3
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治療歯の強度の点から、1根につき窩洞形成は一ヶ所を原則とする(N-1、N-2)。 |
4
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上顎第一小臼歯・下顎第一大臼歯近心根については、2根が多くかつ分岐が高位にあるため、頬側一ヶ所からのアプローチでの無菌化は困難な場合が多い。コアを除去した上で
NIETを行う必要がある。 |
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N-1、N-2では、1〜2度のアプローチで症状の改善がみられない場合には、すぐにメタルコアの完全除去に治療方針を切り換えることが肝要である。 |
6
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コアを外した場合には、すべての根管を予防的な意味も含め無菌化することが望まれる。 |
7
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コアを外し根管着座が十分に形成可能なら根充剤の除去は必ずしも必要ではない。 |