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   第6回LSTR療法学会 2007年度学術大会 2007年9月16日
ポスター 10
自分でやってみた再生療法
○津野敬一朗(つの歯科医院)
     
抄 録

  3Mix-MPを治療に用いて10年近くが経過しました。

 結果については経年的に向上してきたものの、レントゲンや患者さん自身の感想でしか評価がなく、実際には如何なるものか自身で試したくなりました。
 今回とてもタイムリーな症例にあたり、自身の感想とともに実体験での検証を行ったので報告いたします。

 05年10月右上第2小臼歯の頬部腫脹・咬合痛を覚え抗生物質(フロモックス)と消炎剤(ポンタール)を服用。ブラッシングも励行。

 一時的に回復したように思えたため、Pの急発と決め放置。

 その後度々の腫脹があり、同様の処置を繰り返した。

 12月中旬、腫脹・咬合痛に加え今度は歯牙の動揺も見られた。

 前回とは違う抗生物質(ジスロマック)を服用するも回復の兆しはなくレントゲン撮影をしたが、根尖病変が少し見られるくらいで急性症状はなかった。

 ここにきてようやく歯根破折か亀裂を疑うも、ラグビー全国大会前のため抜歯はしたくないため、FCKを除去しコアを撤去して、通法に従い懇意にしている「ばんどう歯科・矯正歯科医院・坂東先生」に指示しながら3Mix-MPを貼薬。

 数時間で咬合痛はもとより、違和感も劇的に開放された。

 大会直前、前回の貼薬から2週間後に再度通法どおりに3Mix-MPを貼薬して、Fuji−\で仮封し根面の状態にした。

 06年2月までそのままの状態で放置したが、歯科医師として見栄えが悪いため研修会仲間でライブ治療を行い根本的な改善に挑戦した。

 まずFuji−Hを外し、根管内を十分に超音波洗浄して乾燥後に観察して方針を決定。

 最悪の状況を踏まえインプラントまで準備していたが、亀裂が大きいのと再植では抜歯時に破折の可能性があるとの見解で、結局は何も行わず根管治療もやり直さず、3Mix-MP貼薬・Fuji−\・DCコアをしてTEKで経過を観察。

 半年間TEKで8月にHJKに移行。現在まで1年半の間問題なく使えている。

 この学会が終了後にエステニアに移行する予定であるが、破折歯牙にこんなにも有効な結果が出るとは、まさに再生療法といえるのではないか。

 これだけ長い間使えたなら、万が一近々に歯牙破折をして抜歯になっても延命に感謝するしかないと自分自身で思える。

 施術側は正しい使用方法と鍛えられた手法で対応すれば如何なるものにも対応出来ると思う。

 3Mix-MPを患者さんが遠方から求めてくる理由は自ずからわかる気がした。
                                       

 

 

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