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第8回LSTR療法学会 2009年度学術大会 2009年9月20日 |
3Mix−MPの効果を挙げるには?
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豊島敦哉
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目的 |
: 3Mix−MPの特徴は、即座に痛みを消したい、早急に腫脹を軽減させたい、炎症を長引かせたくない、という時間的に早急な対応を求める場合や、患者の苦痛を外科的な処置を行なわず痛みや症状を取り去りたい時に選択出来る唯一の方法です。
しかしその3Mix−MPの効果をもっと早急に確実に効かせる為には密接させることが必要不可欠であると星野先生より説明がありました。
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方法 |
方法としましては通常3Mix−MP法の前処理に従い、歯牙に貼薬着座窩洞形成、 12%EDTA処理を行ない、3Mix−MPをリードキッチンペーパー綿球で圧接、密接させキャビトン仮封する症例と、3Mix−MPを置き、圧接せず、その上にリードキッチンペーパー綿球を置いてキャビトンで仮封した症例で症状軽減までの時間的経過を調べてみました。
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結果と考察 |
3Mix−MPの効果をより早く効率的に効かせる為には、いかに象牙細管をきれいに開かせ、浸透力を上げるか否かにかかっています。3Mix−MPの浸透力はご周知のとおり、プロピレングリコールによる浸透力を兼ね備えていることによって象牙質に接している部位から浸透するのですが、症状が軽減する時間が密接させた場合と、そうでない場合で違いが認められるということは浸透力の差ではないかと推察されます。
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